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【売るのが苦手な女性起業家へ】営業は「誰かを助ける愛の行為」| 成功者に学ぶ6つの視点転換

営業に成功する女性

営業は「誰かを助ける愛の行為」


こんにちは、女性の起業家・経営者専門

エグゼクティブコーチの北原万紀です。


「売り込みって苦手…」

「営業って押しつけがましく感じられそう…」


そう感じていませんか?


実は、私自身もかつて「営業=売らなきゃいけないもの」と思い込んでいました。

そうやってビジネスをしている時はつらいですよね。


けれど、ある大きな気づきによって、その思い込みはガラリと変わったのです。


今回は、「売ること=助けること」と捉える“成功者のマインド”をベースに、

営業に対する苦手意識を手放し、

あなたらしく顧客とつながるための6つの視点を紹介します。


【はじめに】営業が苦手なのは、あなたの優しさの証拠


女性の起業家・一人経営者の多くが、営業に対して「無理やり売りつけること」「強く出なければならないこと」と誤解しています。でも本来、営業は「相手を慮る(おもんばかる)行為」であり、「誰かの困りごとに寄り添うための対話」です。


実際、米国のビジネス心理学者ブライアン・トレーシー氏はこう述べています。


「営業とは説得ではなく、顧客の人生を良くするサポートである」— Brian Tracy, The Psychology of Selling

科学的にも、人が購入を決定する際の最大の要因は「感情」であり、理屈ではないとされています。


2015年にHarvard Business Reviewで発表された

“The New Science of Customer Emotions"では、


伝統的な顧客満足度やブランド認知だけでなく、“感情的なつながり”を持った顧客は、そうでない顧客に比べ平均52%も企業にとって価値が高い(購買額や頻度、ロイヤルティなどが大きく向上)と実証されました。


これらの背景をもとに、

どうすれば「売らなければ」と思い込むマインドセットを、

もっと自然で本質的な営業スタイルに変え、

成約を得られるようになっていくのでしょうか?


【成功者が実践する】顧客を引き寄せる6つの営業マインド


1|営業とは「誰かを助ける愛の行為」


営業は、お金を求める行為ではありません。それは、目の前の人の「困っていること」に気づき、「助けになる選択肢」を提案することです。


成功している起業家や経営者は、営業を「人生を変えるサポートのきっかけ」として捉えています。


「営業とは、誰かが望んでいる未来に向けて橋をかける行為である」

あなたの商品やサービスが、相手の人生を少しでも良くする可能性があるなら、それを伝えない方が失礼だと思いませんか?


2|「売る自信」がないときこそ、“想い”に立ち返る


自信がない、価格を提示するのが怖い…。

そう感じるときは、売上ではなく「なぜこれを届けたいのか」という

原点に戻ってみてください。


自分が扱うサービスや商品が「誰の役に立とうとしているか?」に立ち返り、

届ける対象と届ける理由が確信できていれば、

必要以上に媚びることも、安売りすることもなくなります。


価格に揺らがず、堂々と語れるようになるには、

「売る覚悟」ではなく「届ける覚悟」が鍵です。


3|一度売って終わりではなく、関係性を育てる


成功者たちの営業スタイルは「一発勝負型」ではなく、「関係性重視型」。

最初の売上ではなく、顧客との信頼関係やコミュニティづくりを何より大切にしています。


たとえば、LTV(顧客生涯価値)を重視する戦略では、

既存顧客との関係構築に時間をかけたほうが、

結果として売上効率が高くなることがわかっています。


LTV(顧客生涯価値)とは、取引を開始してから終了するまでの期間に、

顧客が企業にもたらす利益の総額を指します。

この指標は、顧客一人ひとりの価値を数値化することで、

マーケティング戦略や経営判断の精度を高めるために活用されます。


マーケティングの世界でよく知られている法則で、LTV 1:5の法則というものがあります。


新規顧客の獲得には、既存顧客の維持に比べて、より多くのコストがかかることを意味します。具体的には、新規顧客を獲得するために必要なコストは、既存顧客を維持するために必要なコストの5倍になると言われています。


「買ってもらう」ではなく「信頼してもらう」が、結果として安定したビジネスにつながるのです。


4|「誰にでも売る」は卒業する:選ばれる覚悟をもつ


誰にでも買ってほしいという姿勢は、実は一番売れない姿勢です。


あなたの商品やサービスには、“必要としてくれる人”がいます。

逆に、準備ができていない人に時間を使うのは、お互いにとってもったいないこと。


あなたが「誰にどんな価値を届けたいのか」が明確になれば、

自然と誰がお客様なのかが明確になり、

お客様との対話もスムーズになります。


5|断られても「学びの材料」にする


営業の成否に一喜一憂する必要はありません。


「NO」はあなたの人格への否定ではありません


相手のタイミングや課題に合わなかっただけです。

むしろ、断られた理由を冷静に分析すれば、改善のヒントが見つかります。


Google社が推奨するビジネス戦略("re:Work" by Google, 2020)でも、失敗や間違いは「責められるもの」ではなく「学びや仮説検証の素材」として捉えられています。


失敗や想定外の結果が出た場合も、それを「仮説が検証されたプロセス」として可視化し、何がうまくいかなかったのか、どんな前提が間違っていたのかを皆で振り返る習慣づけが推奨し、


初めから正解や完璧な計画を目指すのではなく、「まず仮説を立てて試し、不足や失敗があればまた検証して修正する」という、柔軟かつ反復的なアプローチが各種ガイドラインや研修で明確に推奨されています。


6|営業は「感謝される行為」になる


営業がうまくいったとき、お客様からいただく感想の多くは「本当に助かりました」「話してよかった」です。売り込みではなく、誠意ある対話とサポートを通じて、信頼が生まれます。


営業とは、感謝されるお仕事。この視点が腑に落ちたとき、営業は怖いものではなく、やりがいのある行動に変わります。


【まとめ】「売ること」は、誰かを助けること


営業に対する苦手意識を持つ女性経営者が多いのは、相手に嫌な思いをさせたくないという優しさがある証拠です。


あなたのその優しさのフォーカスを変えれば、最も強く、美しい営業スタイルの源になります。

あなたが「売り込む人」ではなく「助ける人」になったとき、自然と“選ばれる存在”になります。


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